2010年09月03日
胸に直球がぶつかってきました。
今週完読の2冊です。
筆者デビュー作の「永遠の0」は特攻隊を取り上げているという事もあり、
読み出す心の準備に時間が掛かってしまい、買って来てから
しばらく「積ん読」状態にあったのですが、意を決して読んでみれば、
戦争を知らない子供たちにもすんなりと読める内容でありました。
「人間としての尊厳」
「愛する心と責任」
「男らしさ」
本書に詰まったキーワードは、
現代ではみんな古臭い言葉になってしまいました。
突き詰めて意味すら考えたことなどないかもしれません。
内容は読んで頂くこととして、
私自身、最後は涙なしでは読めませんでした。
でも、可哀そうな涙では無かった気がします。
「人間というのはここまでできるのか」
そんな自分自身に突き付けられた一生のテーマなのかもしれません。
久しぶりに素敵な本に出会えました。
Posted by masa at 19:48│Comments(0)
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